シリーズ椎間板ヘルニア① 椎間板ヘルニアの診断

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 今までは、腰痛の原因についての話をしてきました。今回からは、もう少し具体的に自分の腰痛がどの原因なのかを特定する方法や対処方法についてシリーズ化してまとめていきたいと思います。
 まずは、腰痛で最も質問が多い椎間板ヘルニアについてシリーズにしてまとめましたので参考にして頂ければと思います。第一回目は椎間板ヘルニアの診断について話をしたいと思います。













腰椎椎間板ヘルニアとは何かを知りたい場合はコチラをご覧下さい。




注意
 ここで挙げられているものは、あくまで応急的な対応です。自分で勝手に判断し治療する事は腰痛の悪化につながる可能性があります。症状が改善しない場合は病院を受診し適切な治療を受ける様にして下さい。





腰椎椎間板ヘルニアの主な症状
・腰痛
 初期のヘルニアの場合腰痛が主な症状として起こります。痛みの感じ方がポイントですが、針で刺された様な鋭い痛みとして表現される事が多いです。これは、椎間板が破れる事によって引き起こされる痛みです。
 筋肉痛の様な痛みを重たい痛みとして表現されますが、重たい痛みの場合は椎間板ヘルニアの可能性は低いと思います。

・足先の痛みや痺れ
・限局した部位の感覚障害
・限局した部位の筋力低下
 実際に、突出して髄核が神経を圧迫する様になると限局した部位に痛みや感覚障害、筋力低下が起こります。神経によって支配している部位は決まっているので、感覚障害等が起こっている部位を特定出来れば、どの部位にヘルニアが起こっているのかを特定することが出来ます。障害された神経部位と痛みや感覚障害起こる場所との關係を以下に示しておきます。


表の見方(L4とは腰椎の4番目と5番目の間から出ている神経の事です。ヘルニアでL4の神経が障害されると以下の様な症状が出てきます S1は仙椎から出ている神経の事です。)


L4
 痛み:膝の内側
 筋力低下:足関節の背屈動作(つま先を上げる動作)
 感覚低下:膝の内側

L5
 痛み:足の親指
 筋力低下:足の親指を反らせる動作(母趾伸展)
 感覚低下:足の親指 下腿の外側

S1
 痛み:小指
 筋力低下:踵を持ち上がる動作(下腿三頭筋)
 感覚低下:足の小指 大腿後面



・排尿障害
 圧迫されている部位が馬尾神経と呼ばれる部位の場合は排尿障害が起こる事があります。これらは、早期に対応しないと後遺症が残ってしまう場合があります。排尿障害とお尻の周りの感覚障害が起こっている場合は整形外科で緊急に対応してもらう必要があるでしょう。






椎間板ヘルニアの特徴
 椎間板ヘルニアには以下の様な特徴があります。

 ・座っている時は痛いが、立っていると痛みが少ない。
 ・腰を曲げると痛いが、伸ばすと痛みが楽になる等、運動方向によって痛みが楽になる姿勢がある。
 ・SLR(寝た状態で足を膝を伸ばしたまま足を持ち上げる)と症状がある部位に痛みを生じる。






これらの症状がある場合、椎間板ヘルニアは確定的となります。
次回は、ヘルニアになってしまったらやっておきたい対処治療についてお伝えします。





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