変なおくさん エピソード4

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★今回から4コマ漫画で描きつつ、細かい部分を文章化しようと思います。

 

 

 

まあ、上の漫画の通りなのだが、彼女は人のオナラを嗅ぐのである。

理由は分からない。

そして僕はというと、知る人ぞ知るオナラマスター。

オナラを愛し、オナラに愛された男である。

 

そういう意味では需要と供給が満たされた良い夫婦関係かもしれない。

…いやいや、僕はなにもオナラを、ましてや悪臭を供給しているわけではない!

出ちゃうものは出ちゃう。

 

しかも最近(…かどうかは不明だが…昔から?)、これが妙にクサイ。

基本的に自分のオナラの臭いというものは、そこまで「クサイッ!!」と感じないものである。

いや、別にそれに関して知り合いなどにインタビューしたことはないが、たぶんそうなのだ。フグが自分の毒で死なないのと一緒である。たぶんそうなのだ。

 

ところが、ここ最近は自分のオナラがちょっと自分でも不快感で堪らなくなるくらいクサイ(…ときがたまにある。たまにね!)。

「こ、この臭いって……もう出ちゃってるんじゃない?」と自分でも疑うくらいにはクサイ。あまりの予想以上の臭さに、ヒザから崩れ落ちそうになるくらいにはクサイ。

わりと離れたところにある空気清浄機の臭いセンサーが、放屁後わずか1秒でパワー全開で働きだすくらいにはクサイ。なんなら、放屁と同時にセンサーが感知するくらいにはクサイ。

 

ここで誤解のないように言っておきたいのは、僕だってオナラが臭ければそれなりに恥ずかしい気持ちにはなるのだ。

確かに、家にいるときはオナラキングの名に恥じぬテクニックとパフォーマンスを如何なく発揮してはいるが、僕としてはどちらかというとそのサウンドを楽しんでほしいのであって、臭いに関してのレビューはいらないのである。

 

ところが彼女はいつしか、サウンドよりも臭いに関心を持つようになってしまった!

 

しかもその品評会の場は、あろうことか「こたつ」である!

これにはオナラプロフェッサーこと僕もさすがに面食らってしまった。

この業界の「にぎりっ屁から」という常識をいともたやすく乗り越えてしまった。いきなり黒帯である。

 

さらに恐ろしいことにコタツから顔を出し、手でバツのポーズ。

「バツ?臭いってこと…?」

「あんまり臭いしない」

 

別の日には、満面の笑みでマルのポーズ。

「それはつまり…」

「超~くせえぇぇぇぇ!!おっぷッ!うひょ~~ッ!!くせえ~!!」

と何度もコタツに顔を突っ込む始末。

 

この屈辱と恥ずかしさ。お分かりいただけるだろうか?

オナラの臭いを精査されるということは、自分の体内が丸見えにも等しい。

「プッ」や「ブオッ」や「プスー」というサウンドに命を懸けている我々オナラマイスターにとっては許しがたい行為である。

 

ちなみに子供の頃「ブォむぅーーん」という摩訶不思議なオナラを出せたレジェンド体験を僕は今も忘れない。

 

…このコーナーの趣旨と変わってきそうなので、そろそろ筆を置きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Saiの「日常のヒトコマ」総集編(1)

Twitterで連載中のSaiによる1コマ漫画。

手帳にイソイソと描いていたので「どうせならTwitterにでも載せたら?」と提案し、現在更新中。

2~3日に1回くらいの頻度で上げる予定だけど、さてどうなることやら…?

 

とりあえず、ブログの方でもある程度まとめたものを(例によって)僕の解説つきで上げていこうと思います。

 

では、いってみよう!

 

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【2016年12/21~25までの出来事】
24日は池袋に行きました。
久しぶりのサンシャイン水族館楽しかったです!
今回カワウソは遅い時間に行ったから見れなかったけど、今度は早い時間に行った時に見たいなぁ(´`*

 

★漫画というかラクガキの第1回。

本当はカワウソを見たかったのに、そっちのゾーンはもう閉まっていた…!!

本人は意外と「また来ればいいんじゃない?」くらいに言ってたけど、実は僕の方が動揺していた。

カワウソ見たい…。

 

 

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【2016年12/26~31までの出来事】
2016年最後の日の出来事です。
買い物へ行くため、旦那はランニング、私はチャリで追走をしていたときの様子です。
太陽を浴びるとみるみる体力を削られていく私……ドラキュラかよ(・ω・

 

 ★歩くと15~20分くらいのところを何となく思い付きで走ってみた。

彼女はこの漫画の通り「うひゃひゃひゃ!!」的なテンションで自転車に乗っていた。

一体ナニが彼女をそうさせるのか!?ナゾである。

ちなみにこれは大晦日で、そのあと年明けの夜中1時から4時くらいまで(特に目的もなく)ひたすら練り歩くという暴挙に出た二人。

 

「オレたち、たぶん2017年始まって以来、最も無駄な時間の使い方をしてる夫婦だよな…」

という会話をしたことを覚えている。

 

 

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2017.1.7.の出来事。
近くの神社に行ったら奇跡のフォルムをした男の子に遭遇。
夫婦でメロメロになりながら手を振ったり、転びそうになっているところを見てハラハラしたりと、たくさん遊んでもらいました。
話しかけるとニコッとする、とても愛想の良い子でした(´`*

 

★最近はある種の強迫観念じみた思いで「散歩しなければ…」と1~2時間歩く。

一体ナニが僕をそうさせるのか!?ナゾ…でもなんでもなく答えはひとつ。

どんどん体重が増えてるからに他ならない…!

そんなときに出会ったプリティボーイ。

やたら僕のことをジッと見てたけど、僕はくまの〇ーさんじゃないよ。

 

 

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 ペンタブでホームページの画像を作ったり、イラストを描いたりする時、冬は氷の上で描いてるんじゃないかってくらい冷たいです。
なので、手を守るように何個か防御策を練ってきましたが、遂に!袖を作るという結論に達し、作っちゃいました……
旦那には「何かの装備みたい、強そう」と言われました

 

★彼女は裁縫が得意だ。ついこの前も「横寝枕」なるものをサクッと作っていた。

「横寝枕」などという日本語があるのかどうかは知らないが、コタツで寝るときに横になった状態で頭を支えるのに最適な形をした枕…らしい。

今回のペンタブ用の袖は、袖というより右腕がサイボーグみたいになる珍妙なシロモノで、僕からすると「そんな形状にする必要があったのか?」と言いたくなるが、言ったところでこれまた珍妙な理屈を返されるだけなので「装備みたいだな」とつぶやくしかなかったのであった。

 

インスタグラム始めました。

似顔絵描きなら…いや、絵やイラストを描いている人間なら絶対やってるでしょ!

でおなじみのインスタグラムを今になって始めた僕ですよ!

 

今までは、もちろんその存在は知っていたのですが「インスタがなんぼのもんじゃい!」なんて思ってたので…。

 

で、始めてみると……面白いじゃないの!!!(笑)

 

基本的には今まで描いた作品をひたすら上げていくだけになると思いますが、より多くの人に僕の絵を見てもらうチャンスが増えたということで、こいつはモチベーションがアガりますなあ!!(*´ω`)

 

まあ今までやらなかったのは僕なりの計画があった……とか言っておきましょう、一応。

 

 

ほとんどの投稿に「#にがおえレインボー」のハッシュタグが付いているので、インスタをやっているという人はすぐに見つけられると思います。

 

Saiの方もこれからガシガシ投稿していくと思うので、よろしくお願いします。

 

ちなみに最近仕入れた情報によると、Saiが現場を去ってから、特に「イオンモール成田」「アクアシティお台場」あたりで「あの子はどこにいったんだ!?」という問い合わせが多いとか。

そのわりにはこっちにはそれほど問い合わせが来てない!!

 

思うにこれは「Sai」という名前が問題なんじゃないかと。

名前だけで憶えていただいても多分「サイ」じゃ検索に引っかからないんじゃないかな~。

というわけで、ここに連呼します。

似顔絵師Sai! 似顔絵師サイ! 元星の子プロダクションの似顔絵師Sai!サイ!Say! …セイ?

 

 

しかしこれはあれですなあ…。

これからますますこのブログは文章だらけになってしまう予感がしますなあ…('ω')

 

 

 

 

 

 

 

日常と似顔絵業界のちょっと裏事情と未来の話

その1

あんなに痛かった歯がウソみたいに痛くなくなった。

これは逆にヤバいのか!?

まあでも歯医者さんの言う通りにはなったから、たぶんイイんだろうな。

 

 

その2

雨男を自負している僕だけど、ついにその雨男っぷりの自己ベストを更新してしまった!

なんと、ゴミを捨てに行っている間(2~3分)だけドシャ振りという、どう考えても嫌がらせ以外のナニモノでもないタイミングで雨に降られたのだ!

猛ダッシュで家に帰り、そこそこ濡れた服を着替えたりしながら窓から外を見ると、すでに止んでいるという。

「さすがだねー!本当に神様に嫌われてるねー」と奥さんに言われたが、これだけピンポイントに嫌がらせをしてくるってことは、神様は常に僕を見ているということになるので、それはむしろ僕のことが好きで好きでたまらないってことになるのでは!?

 

 

その3

1週間に1回くらいはホームページをびみょ~にいじってる。

もちろん新しいサンプルなどは出来上がるたびに更新してるけど、いじってるのはそこではなく、主にテキストの部分。

 

例えば「この一文はもしかしたら〇〇などと誤解を与えるかもしれない」とか「ここに一言付け加えれば分かりやすくなる」とか。

あまり説明が多すぎても鬱陶しいし、かと言って何も表記しないと誤解を生むし…みたいな試行錯誤。

 

一応、目的を持ってホームページを訪れた人(「ウェディングで描いてほしい」とか)がごく自然な順番でクリックしていけばいつのまにか必要な情報(絵柄、金額、納期、申し込み方法)が手に入るようになっている、という風に設計はしたつもりだけど…それでもこちらが想定していないようなことが起こったりするので難しい。

 

その4

ところで我々「にがおえレインボー」はイベントなどの募集はしていません。

通常、似顔絵師がフリーになると言ったら、とにかくイベント(お祭りとか、住宅展示場とか、各種お店のイベントで似顔絵を描いているアレです)に出まくってお金をいただく。

そのためにそういう斡旋サイトみたいなところに登録したり、他の似顔絵師を通じて仕事をいただいたり。

ところが僕らは今のところ、そういうのは一切やっていない。

 

何故か!?

まあそこには僕の考えがあるんですけど、今は言いません(笑)

もしかしたら、お呼びがかかればシレっとやっちゃうかもしれないし。

 

 

その5

その4と少し繋がる話。

どうやらここ1~2年でフリーになる似顔絵師、つまり所属会社を辞める画家が急増しているらしい。

所属といっても専属契約という名の鎖で縛られるだけの、なんのウマミもいただけない身分なんだけど。

 

アニメーターなんかもそうだけど、僕ら末端の絵描きというのは、どうにもこうにも、なんつーか、使い捨てというか体よく扱われるだけのコマというか…。

僕の知っている範囲でいえば、似顔絵会社(ショッピングモールとかに出店してるアレです)の経営ってもう無茶苦茶なんですよ。経営と呼んでいいのかも分からない。上層部が世間擦れしてないから。

でも雇われてる僕らも世間知らずが多いから成立できちゃってるっていう(笑)

 

そんなだったのが、ほんのちょっと変わってきたんじゃないかなあという印象。

みんな徐々に何かに気づいてきたんじゃないかなと。それは1年前の僕にも言えることだけど。

 

ただその先のビジョンは…みんなどう考えてるんだろう?

僕はそのヒントは「イベント」にあると思ってる。

 

お!話が繋がった!

というワケで、含みを持たせつつ今日のところはこれでお開き!

 

 

 

 

祝こち亀完結!!僕とこち亀と両さんと、そして秋本先生、ありがとう…!!

2016年9月17日発売の週刊少年ジャンプ第42号をもって「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が終了した。

 

連載は丸40年。その間一切休載なし。

その偉業たるや、筆舌に尽くしがたいものがある。

僕のような、あらゆることが長続きしないグータラ極まりない人間からしてみれば、まさに神の御業!

40年間我々を楽しませ続けてくれた秋本治先生には本当に本当に心から「ありがとうございました!」と言いたい。

 

191巻の増ページ具合から「最終200巻に合わせにいってるな」っていう噂はあったけど、いざ本当に終了となると寂しいものです。

 

 

■気まぐれからハマった20数年前

 

僕と「こち亀」との出会いは小学4年生のとき。

漫画と言えば「ドラゴンボール」と「ドラえもん」くらいしか読まなかった当時の僕が、本屋で気まぐれに手に取ったのが「こちら葛飾区亀有公園前派出所・第25巻」だった。

ジャンプ本誌は買っていたので作品や「両さん」というキャラクターは知っていたが、実はそれまで「こち亀」を読んだことがなかった。

中年のおじさんが主人公の漫画は少し大人びている気がしていたし、なによりも当時の僕にとっての憧れや感情移入の対象ではなかったわけである。

それでも作品、そして「両さん」というキャラクターの持つ得体の知れないパワーのようなものに惹かれたのだろう。僕はその第25巻を購入した(自分が亀有のすぐそばで生まれ育ったのも大きい)。

 

結果、どハマりした。

ただ内容は面白かったが、25巻は少し古臭い絵柄と感じ、すぐに第60巻を買いに本屋へ走った(当時は73巻くらいまで出ていた)。

60巻ともなると絵柄も洗練され、さらに僕を惹きつけた。

 

「こんなに面白い漫画があったとは!」

 

気が付くと一気に10冊買っていた(決して金持ちの子どもというワケではなく、あまりお金を使わない子だったので、おこづかいが溜まっていたのです)。

 

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↑僕が初めて描いた両さん(小4当時)。「今では12さつもっています」と書いてあるので、記憶に間違いはない。一気に10冊買うのは恥ずかしかったので、本屋をハシゴしたことも覚えている。

 

 

それからは「とりえず50巻~70巻まではそろえよう」とか「40巻台も気になるぞ」とか「40巻でこれだけ面白いのだから、30巻台も絶対面白いはず!」とかで、あれよあれよと40冊くらいはすぐに買ってしまった。

 

その後も1巻とか麗子初登場の11巻とか、ポイントをおさえるような買い方をして、今でも古本でたまに買ったりしている。

 

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↑中学2年のときに描いた遠足のしおり(当時、この類の表紙は毎回描かされていた)。

見本にしたのは第20巻収録「親をよべ!」の巻。

 

 

■こち亀全盛期論争

 

「こち亀のどの時期がいちばん面白かったか?」というのはファンの間ではよく議論になるが、僕は文句なく30巻~50巻までが最高だと思っている。

50巻台は天国と地獄やロボットの登場でちょっと雰囲気が変わってくるし、60巻以降になると絵が洗練されすぎていたり時事ネタ(最新家電、オタク系)が増えてきたりと、初期の頃のような「粗削りゆえのパワー」みたいなものがなくなってくる(当然といえば当然だけど)。

背景によく目を凝らすと張り紙にとんでもないことが書かれている、というような遊びが無くなってきたのもこの頃だろう。

 

そして100巻以降はまたガラッと変わり、女性の新キャラがどんどん登場。アニメ化が始まったのもこの頃で、世間的な認知度も飛躍的に高まった。

それが作品に影響を与えたのかは分からないが、その作風は僕が大好きだったあの「こち亀」とは少しづつ離れてしまっていたのは確かだった。

 

いつの間にかジャンプ自体も買わなくなり10年ちょっと…。

今回、最終回ということで同時発売の200巻と一緒にジャンプを買ってしまった。しかも発売日の深夜2時に(笑)

 

 

■最終回から読み取れること

 

最終回を初めて読んだときの感想は「これが40年連載した作品の最後なのか…?」というのが正直なところだった。

 

だけど、単行本200巻の方も手に取り、ひさびさに「こち亀」を読んでいくと、なんとなく腑に落ちるものがあった。

それはつまり、秋本先生が「こち亀」そして「両津勘吉」というキャラクターでやれることはすべてもう完全に出尽くしたのではないか?ということだ。

 

100巻以降さらに次々と新キャラが登場し、その中には両さんの生活や人生を変えるような、これまでになかったような重要なキャラクターも少なくなかった(思えば、67巻初登場の麻里愛がそのハシリだったのかも)。

両さんがもしもお巡りさん以外の職業だったら?奥さんがいたら?子どもがいたら?

そんな話を描きたいが、両さんは巡査長を辞めるわけにも結婚するわけにもいかない。その結果が超神田寿司だったり、数々の女性キャラだったり…。

そんな疑似的なシミュレートをするうちに作品、そして両さんというキャラクターにブレが生じてきたのではないか?

これ以上は「こち亀」という作品でやる意味はない。ならば40周年200巻というキリの良いところで、なるべくいつも通りのくだらなさで幕を閉じ、あとは新作で新しい試みをしていこうではないか!

最終回の力の抜け方、そして新作情報(4本!)を見るとそんな風な想像が浮かばずにはいられないのだ。

 

僕にとっての「こち亀」は巻数にして150巻あたりからスッ飛ばしての200巻なので、もしかしたら見当違いの推論かもしれない。

でも最終巻の作風や絵柄、アシスタントの使い方などを見るに「こち亀という作品でやれることは出し尽くした感」と「作家としての創作意欲」みたいな複雑な感情が見え隠れしているような気がしてならない。

 

 

■秋本先生、ありがとう

 

最後に、僕は実は秋本先生とはあるパーティーでニアミスをしていたようです。

そこには色んな超有名漫画家が居たのだけど、たいして興味のなかった僕は他の誰かがやっていたようなサイン色紙を持って練り歩くようなマネはしなかった。

が、パーティーが終わってふと見ると、いっぱいのサイン色紙の中に秋本先生のサインが!

 

「あ、秋本先生も来てたんですか!?」

 

そのときばかりは叫んでしまった。同じ場所にいたというのに、一目すらお目にかけなかったのである!それだけは未だに後悔している。

 

なにはともあれ、秋本先生、そして両さんには本当に楽しませていただきましたし、これからも何度も読み返して楽しませていただきます。残りの巻も集めて200巻コンプリートしちゃおうかなと密かに思っています。

 

40年間ありがとうございました。

 

 

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似顔絵を描き始めた頃とちょっとだけ業界裏話

まだ似顔絵を仕事にする前に描いた絵…正確に言うと「似顔絵を仕事にしよう!」と思い立って、慌てて練習したときの絵が出てきたので、ちょっと公開しちゃいます。

 

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頼まれてウェルカムボードとか何枚か描いた程度の経験しかなかったものの、ある夜突然「似顔絵なら仕事に出来るかも!」と思い立ち、とりあえず2週間くらい練習した記憶が。

といっても何をどう描けば似顔絵の練習になるのか分からなかったので、とりあえず「写実的に描く→デフォルメして描く」という感じで2パターン描いてみることに。

 

そんなのを20人くらい描いて「仕事にするならやっぱりスピードは大事だな」と思い、下描きはほぼせずに5分~10分くらいを目指して描いてみました。

 

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このあたりで「写実と漫画の中間」くらいの描き方がボンヤリと見えてきた感じですね。それは今でも変わりません。

というか僕は絵に関しては独学というか、ただ模写するのが楽しいというだけでチョコチョコと描いてきただけの人間なんで、こんな描き方しか出来ないんですよね。

テクニックとか、技法とか、もっというと美術とかデザインのルールとか、なんにも知らないですからね。

それはそれで個性にはなっているような気はしますけど…どうなんでしょう??

 

 

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このころは、映画のDVDを一時停止して、気に入ったシーンとか顔とかを描くのにハマってました。

 

で、たぶん「写実的に描いてもつまらない。でも特に誇張(デフォルメ)はしない。素直に描く」という感じで自分のタッチは落ち着いた気がします。

 

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まあ普通はプロになってから自分のタッチに悩んだり変化させたりするんでしょうけど、僕はこれしか描けませんので…。

「似顔絵を仕事にする」ということを意識して2週間。そのへんで「たぶんなんとかやっていけるだろう」と履歴書を作品と共に送ってた気がします。

で、そのままプロになってしまった(笑)

 

実際現場に出てどうなったかというと……なかなかの売れっ子でしたね!(笑)

 

いや、そんな風に書くとちょっと誤解を与えるな…(^-^;

「似顔絵でお金をいただく」というのは本当に難しいんです。お客様によって「何を求めているか」が全く違うので。

とにかくかわいく描いてほしい人、デフォルメしてほしい人、絵のことなんてさっぱり分からないよ~という人etc…。

そういう中にあって、やっぱり独りよがりに描いてしまってはダメなんですね。

アートである前に、サービスであり、商品であるという大前提。

そのあたりが似顔絵師とイラストレーターの大きな違いかもしれません。

 

現実問題として、そのへんのことを分かってない描き手はいっぱいいて、分かっていても所謂「売れセン」のマネをするだけで本質的には何も分かっていなくて……みたいな。

パクリ、パクられ、妬みに牽制…いやあ、似顔絵の現場ってのは、実はかなり混沌としてるんですよ!※注1

そもそも似顔絵師って(少なくても僕の周りでは)世間知らずの人が多くて、「仕事でお金をいただく」ということの意味を分かってなかったりするんですよね。結構なオジサンでもそんなだったりします。※注2

 

注1…あくまでも僕の周りではという話です。

注2…あくまでも僕の周りのオジサンはという話です。

 

 

僕は「素直に描く」ということとプラス「喜んでもらえる何か」を取り入れようと考えてましたし、今も同じです。

それは例えば、観察して「この人はどうやら左利きらしいぞ」とか「必ず同じピースで写真に写ってるな」とか「このご夫婦は奥さんを一歩引いて描いた方が“らしさ”が出るぞ」とか。

そんなスタイルでずっとやってきたので、それがたぶん多くのお客様に受け入れられたんじゃないかなと思っています。力不足のときも多々ありましたが…。

 

そんなわけで、今僕が思っているのは「僕が描いているのは、果たして似顔絵なんだろうか?」ということ。

他の画家さんの絵を見ると「(自分とは)何か違うなー」っていつも思うんですよね。うまく説明できないんですけど、色紙の向こう側に描き手の強烈な意思とか自己主張が透けて見えるというか、そういうのが肌に合わないんだと思います。

でもそれこそが似顔絵なわけで、そういう意味では僕の描いてるのは似顔絵ではなく「商品」であると。

そんな風に似顔絵というものが、新しいステップなり住み分けなりは出来ないだろうか?そんなことばかり考えています。

 

似顔絵パフォーマーではなく、良質な似顔絵商品を作り出す人になりたいと。

そういう感じですかね。

 

うーむ、やっぱりうまく説明できた気がしない(^-^;

 

 

 

 

 

 

僕たちの超トークシリーズ vol.1「大人は分かってくれない」

 

 

親友の甥っ子(小5)が、何故か僕のファンらしい(笑)

実際に会ったのは2~3回程度だけど、その親友がちょくちょく僕の話をしているらしく「面白い人だなー」と憧れというか妙な関心というか、不思議な興味を抱いてしまったらしい。

よくよく話を聞いてみると、どうやら彼はちょっと浮いているらしく、小5にして読書家で物事を少しばかりナナメに捉えるクセがあり、文章力や表現力はあるのだが、大人が好む「小学生の在り方」からは少し逸脱していて、本人的には「何がいけないのだろう」と悩まされることが少なくない…そんなお子様らしい。

しかも僕と誕生日が一緒という、なんとも世にも微妙なお話…。

 

そんなこんなで僕らの会話は繰り広げられます。

無駄に長いので、お好きな方だけどうぞ。

 

 

「でさ、オレもその作文読んだけどさ、なんにも悪いこと書いてないんだよね。ただ読み方によっては確かに悪くとられる部分はあるかもだけど。先生に書き直しさせられたって」

 

「まあでも、オレが会った印象で言うと、すごく賢そうだよ。バランスが取れてそう。その点、オレの子供時代とは違うと思うなー。なにより、色んなことに興味持って動いてるじゃん。そこがオレと全然違う」

 

「そうだね。ボーイスカウトとかやってるし」

 

「あー、ボーイスカウトね。オレもね、小1のとき体験で行った」

 

「へー、知らなかった」

 

「絶対入りたくなかった。1、2回お試しで行ったけど、断固拒否したね。何故か分かるか?」

 

「集団行動がしたくなかった?」

 

「違う。あのファッションが嫌だったの。特にあの半ズボンが」

 

「小1なら半ズボンでいいじゃん」

 

「それ!それなんだよ!その大人が決めた “子供ってこういうもんだよね” っていうのがすごく嫌いで。少年野球とかでもさ “なんとかファイヤーズ” みたいな名前多いじゃん。ダセーッ!っつって。絶対その一員にはなりたくなかった。“わんぱく相撲” もね、嫌いだったな。“わんぱく” っていかにも大人目線から見た子供像じゃん。子供が自分で言うか?“僕はわんぱくです” って。そんな子供見たことある?」

 

「うーん。考えたことないわ(笑)」

 

「考えろよ!その天パーはなんのためにそんなモジャモジャしてんだ!?脳ミソ守るだめじゃないのか!?」

 

「違うと思う」

 

「そうですか」

 

「おう」

 

「でね、そういう “大人は分かってない感” みたいなものは常に持ってたし、今も持ってる。でも当時はさ、それでも大人ってやっぱり尊敬してた気がするんだよね。畏怖っていうか。理不尽とかトンチンカンなこと言われても、大人が言うんだからきっと間違ってはいないんだろうなくらいには思ってたんじゃないかな」

 

「特にオレらの時代は先生が強かったしね」

 

「そう。でもハタチくらいになると薄々気づくよね。“小学校のときの教師ってバカばっかりだったな”って。そりゃ全国的に見れば知らんけど、あくまでも自分の体験としてね。ホント、バカっていうかヤバかった」

 

「あんたの小学校は話聞くだけでも相当だからね(笑)」

 

「今だったら大問題。オレらの人権なんてなかったよ。それでも登校拒否とかはしなかったからね。1人転校しちゃったやつがいたけど。あまりに先生がひどくて(笑)」

 

「マジか」

 

「で、まあ話は飛ぶけど、結局本当の意味で “大人” なんていないと思うワケよ。子供の頃は大人は完璧に近い人間だと思ってたけどね、バクゼンと。でもどうやらそうでもないらしいぞと。そう思ったらさ、生きるのはそんなに難しくなくなるんだよね。オレはそれに気付くのに30年くらいかかったかな」

 

「あんたは昔から大人に逆らってたじゃん(笑)」

 

「いやいや、回りが兵隊みたいに黙って言うこと聞いてるような状況にイラ立つとかね、そういうときはつい口から何か出ちゃうとか(笑)そういうのはあったけど、基本的には大人とか年上の人間の言うことはそれなりに正しいんだっていう認識で生きてきたよ。で、結果どんどん個性を潰されたっていうね…ははは。あひゃひゃひゃ!」

 

「こわいこわい」

 

「ごめん、お薬の時間です」

 

「なんの?」

 

「はい?」

 

「なんの薬?」

 

「え?そこ掘り下げる?」

 

「…ごめん」

 

「(・_・)」

 

「なんでちょっと引いてんだよ!」

 

「何の話だっけ?お前の人生最高肩書がバイトリーダーって話だっけ?」

 

「バイトリーダーになったことないから!つーかさ、オレからしたらあんたはずっと筋通して生きてきたように見えるけど」

 

「オレの何を知ってるんだ」

 

「13歳以降はだいたい知ってる」

 

「(*^-^*)」

 

「何でちょっと照れてんだよ」

 

「あれ?ちょっと待てよ?確か中学の卒業文集に “学校はつまらん、教師は無能だ” みたいなことをマイルドに書いた気が…」

 

「甥っ子に読ませたよ(*^^*)」

 

「あッ!?ダメダメ!あんなん禁書だよ!せめてR18にしてください!」

 

「お前が15のときに書いたやつじゃねえか!いや、結構ちゃんとしてるよ?字がクソ上手いしね!ところどころイヤミっぽいけど…」

 

「まあ、あれだよ、まとめると若いうちはいっぱい悩めと、そういうことを言いたかったんだよ、その小5の彼にね。自分の脳で考えて、自分の中で答えを見つけてほしいと。一番ダメなのは何もかも分かってるような顔してアドバイスしてくる目上とか大人の意見だね。これ危険。まあこれ自体がオレからのアドバイスになっちゃうから彼には言わなくてもいいんだけど」

 

「でもたまに言うじゃん。恩師のあの一言が…とか、あのアドバイスが人生を…とか」

 

「知らん」

 

「いや、あんたには無かったかもしれないけど一般的に…」

 

「知らん」

 

「そうか」

 

「マジメな話すると、別にアドバイスとか聞いてもいいわけ。むしろそれが有益ならそれに従えと。でもそこには絶対自分の考えがなくちゃダメ。 “右と言われたから右を選んだ”じゃダメなのよ。なんでかっていうと後で他人のせいに出来るからね」

 

「他人を恨んじゃう?」

 

「ちょっと違う。なんだろ、難しいんだけど、オレは何が起きても自分に責任があるって思って生きてるんだよね。責任っていうと違うかなあ。まあ例えば、浮気されたとか金盗まれたとか、もっと言うと道でウンコ踏んでもさ“ここにウンコしたやつが悪い” じゃなくて “この道を歩いたオレが悪い” って思うワケよ」

 

「聖人じゃないすか!」

 

「まあオレだってたまには道にウンコするしね」

 

「え?そっち?」

 

「マジメな話、博愛主義とか無抵抗主義とかじゃなくてね、その方が楽なのよ。うまく言えないんだけど、自分が自分として生きてるかぎりはこの身に起こること…この意識が及ぶ範囲で起きるすべてのことは自分に責任…責任じゃないな、なんだろ…うーん、分かる?」

 

「なんとなく」

 

「オレが分かんねーのに、なんでお前が分かるんだよ!」

 

「ええぇ~……('_')」

 

「まあ簡単に言うと、他人とか自分以外のものに結果を押し付けても、自分の力じゃどうしようもないでしょ。でも自分にその原因があるって思えばいくらでも改善できるじゃん。自分が変わればいいんだから。そーゆーこと。単純に言うと」

 

「そういうのって強くなきゃ無理なんじゃない?」

 

「いや、全然。これはむしろ逃げの境地だと思ってる。楽に楽に考えた末に導き出した結論ってやつ。まあ結論なんていくらでも変わるけどね」

 

「そろそろ宗教でも開けば?」

 

「信者はここにいるしな」

 

「うん」

 

「うわっ!お前、いたのかッ!」

 

 

 

おしまい

 

 

変なおくさん エピソード3

 

 

 

我が家ではだいたい9:1くらいでゴハンの支度という仕事を分担している。

もちろん、9の方が僕である。

 

今日作ったのは僕の得意(!?)料理。

豚の肩ロース赤ワイントマト煮込み。

 

得意というより作るのが簡単で美味くて、それでいて料理っぽい感じがすごくするからとても気に入っているという一品。

 

豚肉は冷蔵庫から出してしばらく常温で放置。

で、ちょっと叩く。

塩コショウを振ったらフライパンで焦げ目をつける。

一旦取り出して玉ねぎと人参を炒める。

いつもならここに肉を戻して味付けを始めるんだけど、今回は先に赤ワインで肉を煮込んでみた(40分くらい)。

あとは野菜と一緒に煮込む。

ケチャップ、中濃ソース、チューブのにんにく、そしてホールトマトをぶち込む。

キノコ類があればもっと良い。

 

味付けに関してはテキトー。

スプーンですくって一口。すると頭に円グラフみたいなのが浮かぶから「塩が足りないな」とかそんな感じで、理想の円グラフに近づけていく。

ちなみ絵を描くときもそんな感じ。「たぶん黄色とピンクをこれくらい足せば、あの色になるな」みたいな。

料理と絵ってなんか似てる。どっちも習ったことないけど(笑)

 

で、完成したのがコレ。

すげー、美味かった。

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実は写真のやつは余ったやつで撮影用にナイフとか置いてみたけど、もちろんナイフなんて使わないし、マットなんてもっと使わない(笑)

明日アレンジしてビーフシチューにしちゃおうかなと思案中。

 

 

で、最初に分担と書いたけど、別に何か話し合いで決まったとかいうわけではなく、僕が何もしないと一向にゴハンが出て来ないから仕方がない!

 

奥さんの名誉のために補足しておくと、別に支度を何もしないでただアホみたいにゴハンを待っているというワケではない(たまにただアホみたいに待っているだけということはある…)。

ただ「自分で考えて行動する」という能力が恐ろしく欠如している人なのだ!

 

僕が「じゃあ6時過ぎたから、そろそろメシ作るぞ」といってキッチンに行くと後からついてきて何となく一緒に支度をする。

 

買い物は必ず二人で行くけど、何を買って何を作って何を保存しておいて…という流れを考えるのも僕の仕事だ。

一度「たまには自分で全部献立とか考えて買い物してみたら?」と提案したことはあったが、ほぼフリーズしかけたので結局自分でやってしまうという。

 

これじゃイカン!本人のためにもならん!

ということで最近はちょいちょい作らせて、それなりに上達してきたものの、やっぱり気が付くと僕がメインでシェフをやっているという今日この頃。

ちなみに僕はメインシェフ兼メイン皿洗いである。

この女、全くスキがない…!スキがなく、クズやろうである!(※注 本人談)

「皿洗っといて」と言えば絶対やるんだけど、言われる前にやってほしいという親心…。

 

先日、奥さんの実家から梨をたくさんいただいたんだけど、それを「たくさんあるから食べようか」と提案するのも僕で、実際それを切って出すのも僕だ。

黙ってたらたぶん永遠に出て来ない。

 

「あのさー、普通はこーゆーのは奥さんが食後とかにスッと出してくれるんじゃないかなー」と促したところ「梨が林檎に代わっても(赤く染まっても)いいなら」と返されたので、「うるせー!梨も剥けないなんてあるか!やらないから上手くならないんだ!!やれ!!切ってこいッ!!今すぐだ!!」と追い立てた。

 

数分後、キッチンから

「うほー!!あーー!!!うひょーー!!!」

という色んな意味で危なっかしい奇声が。

 

行ってみると笑顔とも苦渋ともいえぬアホみたいな表情で包丁片手に悪戦苦闘をしておられる。

 

「そんな持ちかただからアブナイんだよ!右手の親指はここで…て、なんでこんなことオレが教えなきゃならんのだー!!」

 

結局、自分でやるのがイチバン早くて楽だと思う今日この頃……。